8月8日に戎光祥出版から出版された「図解 近畿の城郭 I」。Amazonで購入しようとしたら売り切れてたので、近所の紀伊國屋書店に買いに行きました。分厚いのわかってたからネットで買って届けてもらおうとしたのに…。店頭で見つけてレジに行くまで、他の書籍を見てる間に思ったより腕が疲れました。笑
このブログ記事を書いた日、Amazonを確認したところ再入荷されてるのを確認しました!(2014年9月5日現在)
同書は、関西在住の城郭研究者で結成された「城郭談話会」が2004年に発行した、「図説 近畿中世城郭事典」の増補改訂版です。近畿6府県の城郭の中から最重要の城郭183か所をえりすぐり、縄張り図や写真などをまとめたそうです。総ページ数が475ページもあり、見応え・読み応えはバッチリですね〜!
収録内容
各城郭はそれぞれの府県ごとにまとめられ、まずは各府県の城郭分布図、地理的・歴史的環境などの城館概要からはじまります。そして城郭ごとに基本的な情報(所在地や築城年、主な城主など)、縄張りや写真が収録。城郭数は、各府県ごとに次の通り。
- 滋賀県 26
- 京都府 37
- 奈良県 33
- 大阪府 22
- 兵庫県 32
- 和歌山県 33
縄張り好きにオススメ
この本のイイトコロは、なんと言っても各城郭の縄張り図が収録されていること。まだ全部に目を通したわけではないですが、すべての城郭に縄張り図が載ってるんじゃないでしょうか。この縄張り図は、「城郭談話会」の会員の皆さんが作成したものだそうです。私はこういったコツコツ頑張る系が苦手なので、すごく…尊敬します…。そしてありがとうございます、ホントに。涙
なにしろページ数がハンパじゃないので、その分お値段もお高め…。ですが、「日本のお城は『100名城』だけじゃない!」「お城の縄張りが見たい!」という方にはオススメできる一冊です。
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